夏季限定のお料理

春夏の とらふぐ は、味が濃い

    2024年 7月 youtube動画を作りました。

    白子や卵巣に行っていた旨味が、身に集まる、春夏の とらふぐ

    夏の ふぐさし は、身の締まりがよく、絶品です。

    また、産卵期をやり過ごした雄の、

    「時知らず」の大きな白子も、まれに入荷します。

    これがまた、うまい。

    オーナーの熊澤でございます。

    実は、ずっと昔から、

    春夏の とらふぐ は、かくれた美味として、楽しまれていました。

    身の味が濃いですから、当店では、

    自家製ポン酢の酸味を、強めに調整しなおします。

    まだ、お試しになっていらっしゃらない方は、

    この機会に、当店へ遊びにいらしてくださいませ。

    とらふぐ は回遊魚

    近年になって とらふぐ は、日本の沿岸を、2000キロ以上にわたって回遊する、

    回遊魚であることが、広く知られるようになってまいりました。

    とらふぐ の、ベストな活動水温は、摂氏14度から16度と言われます。

    この活動に適した水温を求めて、とらふぐ たちは、大きな冒険をしてまいります。

    冬、玄界灘や豊後水道で とらふぐ がよく採れるのは、

    どうやらこの水温になるのが、日本海南部や、九州北部の、比較的狭い海域になるからのようです。

    東京湾でも とらふぐ がよく採れる、と、

    平成29年頃より報道されるようになりましたが、

    最盛期は2月、3月の、海水温度が14度程度に落ち着いた頃でございました。

    夏、海が温まりだすと、この水温の場所は、北へ北へと移っていきます。

    それに合わせて、とらふぐ も、北へ、北へと移りゆく。

    ところが、海水の対流は、まかふしぎで、ただ北へ移るのではなく、

    広い海原のあちこちに、「冷水塊」と呼ばれる、水温の低い場所を作ったり、

    より深い場所に、温度の低い場所が移っていくことで、季節が移って行くらしい。

    天然 とらふぐ たちも、その水温に合わせての、移動になっているようです。

    夏に多くの とらふぐ がする、北の海への移動は、秋田・青森沖、

    ついにはオホーツク海まで、回遊します。

    深度の深い富山湾では、夏は温度の低い深海に移動しているというお話も聞きました。

    冷水塊に乗ったのではないか、と思われる とらふぐ の例としては、

    平成27年5月に兵庫沖、28年初夏には熊本沖で、突然、たくさん採れたそうです。

    夏の とらふぐ は、そうした、より広い範囲の、変化に富んだ場所で活動しているのだそうです。

    古伊万里の器に盛られたふぐ料理 ふぐさしのアップ

    ふぐさし2人前(オプション)

    当店は 夏ふぐ をお楽しみ頂いて、50年

    昭和45年頃。今ほど、養殖技術も、冷凍技術も発達していなかった頃に、

    当店は夏も天然 とらふぐ の扱いを始めました。

    夏ふぐ を美味しく召し上がっていただくためのノウハウを、

    ぎんざ姿では、50年にわたって培って参りました。

    職人の腕あっての、春 夏ふぐ。

    主に東北の海で採れる、春夏の とらふぐ は、今も活きたまま、豊洲まで輸送されます。

    そして、

    銀座 では数少ない、認証ふぐ処理施設を完備した当店で、

    東京都 ふぐ 調理師免許 を持つ、オーナー自ら、安全に美味しく調理いたします。

    春 夏ふぐ を美味しくするのは、産地様と、職人の腕との、コラボレーション。

    おいしいだけでなく、良質コラーゲン豊富。

    脂肪分ゼロ。

    美容と健康に、アスリートの方にも、理想的な、

    ぎんざ姿の、夏の天然とらふぐ料理を、どうぞお楽しみ下さいませ。

    夏でも、とらふぐの美味しい栄養がお手軽に

    暑い夏でも、とらふぐのコラーゲンがたっぷり。

    美容業界の方や、アスリート様にも注目された、

    ぎんざ姿のテイクアウト/通販商品 福ぽん酢 でございます。

     

     

    <とらふぐの組成と効能について>

    脂肪分ほぼゼロ タンパク質約20% 水分約80%

    タンパク質には、うまみ成分のアミノ酸を多く含有する。

    これらうまみ成分は、十数時間以上のシーズニングによって、増大する。

    ふぐを入荷してもすぐには使用せず、一晩以上寝かすのは、この為である。

    また、鍋で煮て放っておけば、煮凝りになってしまうほど、

    ふぐに大量に含まれるコラーゲンは、最近、特に注目されるようになった。

    通常、製品化されたコラーゲンは、主に、脂肪分の多い、鶏皮や、

    四足動物の骨を原料に使用しているのに対し、

    ふぐのコラーゲンは、脂肪分がほぼ、ゼロに近いため、

    カロリーが気になる方であっても、

    抽出と摂取が、大変気軽かつ容易であるという利点がある。

    ただし、ふぐは種類によって、可食部位が違う。

    目立たない部位に猛毒を含む種類のふぐも、釣り等で簡単に手に入るふぐに、多数ある。

    素人がふぐを安易に調理するのは禁物である。ふぐコラーゲンは、美肌効果だけでなく、

    関節痛に悩む中高年や、筋肉を素早く修復したいアスリートなどからも、

    近年、大いにその効果を期待されるようになった。

    欠点として、ふぐの持つ、魚臭さ=生臭さが挙げられるが、

    カボスやダイダイなど、酸味の強い柑橘類によって、

    その匂いは容易に収まり、旨味へと変わる。

    まさにそこが、ふぐとポン酢の、味のマジックである。

    ふぐ店がそれぞれ、ポン酢の味と酸味に工夫を凝らすのは、そのためである。

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