ぎんざ姿のお料理

A5 近江牛 を 手技 でひらくと、こうなります

最上級・A5グレードの 国産黒毛和牛、 近江牛 でございます。

今年、ぎんざ姿の牛肉が、三大産地の一つ、 近江牛 にな地ました。

マシンスライスが一般的な、すき焼き や しゃぶしゃぶ のお肉を、

ブロックから 手技 で切り出すのには訳がございます。

オーナーの熊澤でございます。

カットの理想は、いつも一緒。

「熟成された牛肉の旨味が詰まった筋繊維を潰さず、

軽く火を通して口に運んだ時、初めてふわりととろけるように、スライスするには?」

この理想に、この道30年を超えるふぐ職人であるオーナーが試行錯誤を重ね、

何と、ふぐさしを引くときと同じ技術を使ってたどり着きました。

筋線維を鋭く垂直に切ることで、

時間が経ってもドリップの出にくい、超絶技法。

お鍋に泳がせても、ほとんど。脂が浮き上がりません。

薄切り肉なのに、旨味豊かで、それでいて、さっぱりと、何枚も行ける。

しゃぶしゃぶの〆に、鍋地で、美味しいお雑炊ができるほどでございます。

1日8人前まで。

それ以上は、お作りすることが難しい技でございます。

オーナーの探求心は留まる処を知らず、

すき焼きには自然薯を使った付け地、しゃぶしゃぶには、

普通の店なら出来合いを使うごまだれにさえ、

カボスを絞った 自家製ごまだれ を使用して、特別な逸品に仕上げました。

ふぐさし と合わせたコースの成立ちも、当店のオリジナルでございます。

とことん 手技 を楽しむ、A5 近江牛 の すき焼き、しゃぶしゃぶ。

どうぞご堪能下さいませ。

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