ぎんざ姿 では、二つの「 久保田 」を、ひれ酒のお酒に使っております。
もう一度、ひれ酒の酒を探して
当店は2022年秋に、「1日1組様にご利用いただく店」として、改装を行いました。
改装を機に、ぎんざ姿は改めて、現代の方の口に合うひれ酒用のお酒を探し求めました。
日本酒は、古来より「燗~かん」をして飲むと、風味が増して美味しくなりますが、
ある程度の温度を超えると、
辛口のお酒も、角が取れて、味気ない風味に変わってしまいます。
これを俗に、「燗だれ」と申します。
ひれ酒は、蔵元も想定していない、沸点近くまで温度を上げた燗酒で、
ふぐのひれの風味を引き出して楽しむお酒でございます。
冷酒が一般的になりつつある現代の皆様にも、
おいしく召し上がって頂けるお酒を探し回った結果、
吟味して残ったお酒が、不思議なことに、同じ蔵元の2点でした。
燗だれしない、ひれ酒が旨い「久保田」
酒を探すオーナーが、たまたま、
昔ながらの製法「山廃仕込み」で作った久保田がある、
と聞いて、試してみたのが、旨かったー
忖度のない、正直な感想でございます。
ぜひ、可愛がってやってくださいませ。
久保田 碧壽へきじゅ、 久保田 紅壽こうじゅ
どちらも、燗だれを押さえて、ふぐひれの風味を引き出してくれるお酒です。
当店ならではの、おおきな大きなふぐひれを入れております。
表面を火であぶって、アルコールを飛ばして、召し上がってくださいませ。
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