棟方志功 のお話です。
本日は、秋を先取りして、芸術のお話を、動画にまとめてみました。
以前より、入口正面にございます、伝・棟方志功作 「菩薩尊の柵 肉筆画」に、
表面からでも、コントラストを調節することで、
裏側から彩色を施す、「裏彩色」の技法が浮かび上がって見える事が、わかっておりましたが、
このたび、所蔵の絵、すべてに、同様の作業を行ってみました。
おおおっ、なるほど~~~ の、結果が出ました。
当店にある、画伯の作品は、伝えられるものも含めて、ほぼすべて、裏彩色の技法が使われています。
額に入れるために、補強のため、別の紙を張り付け(裏打ち)てあるので、
表面からでは、どの色が裏から塗られていたのか、
これまでの間、ハッキリとは、わかりませんでした。
それが、たまたま、映像を撮って、コントラストと照明をいじってみたら、
ぼんやりと、浮き出てまいりました。
当店オーナーが発見した、棟方絵画の秘密を、どうぞお楽しみください。
当動画に取り上げた板画は、陶芸家・河井寛次郎が書いた
詩集とのコラボレーション作品を含みます。
「いのちの窓」より「火の願ひ」
この作品は、以下の文庫本で入手することができます
河井寛次郎 火の誓い (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ) 文庫
私だけが楽しんでおりましても、申し訳ございませんので、
パート1.2.2本に分けて、動画を作ってみました。
パート2では、皆様のお食事のお部屋にございます、あの、大きな絵にも、チャレンジしたいと思っております。